■ツルウメモドキ (科名:ニシキギ科、形質分類:落葉)
名前の通りつる性の植物でウメモドキという別の植物に似ている。冬、葉を落とした枝につく赤い種子が美しい。年に2m程伸び、フェンスやアーチ等に絡ませる。花材にも使われる。
■クレマチス (科名:キンポウゲ科、形質分類:落葉)
クレマチス属で、つる性宿根草の植物。たくさんの園芸品種があり、花色も白、紫、ピンクと豊富で、四季咲き性も多く、春から秋までたのしむことができる。移植を嫌う性質があるため、庭植えはなるべく移動する事のないよう場所選びが大切です。
■アメリカツルマサキ (科名:ニシキギ科、形質分類:常緑)
新緑の鮮やかさが美しい。グランドカバーや壁面の緑化に最適。地面をはって広がり壁に達すると壁面に沿って登る便利な植物です。日当たりの良い場所や建物の蔭でも十分生育する。冬季の白斑エメラルドガイティと黄斑のエメラルドゴールドも美しい。耐寒性が強く、土壌を選ばない品種です。
■ツルアジサイ (科名:ユキノシタ科、形質分類:落葉)
山地に生えるつる性の落葉植物で気根で吸着する。初夏、枝先に白色の装飾花をつける。夏の乾燥と暑さで弱ることがある。壁面、パーゴラ、トレリスなどに向く。
■ナツヅタ (科名:ブドウ科、形質分類:落葉)
甲子園球場に代表される広い壁面のカバーに向く。春から夏には美しい緑、秋には紅葉、冬は落葉と四季を通じて変化が楽しめる。ガラスの表面にも吸着する。生長が早く広い壁面を短期におおう。
■フッキソウ (科名:ツゲ科、形質分類:落葉)
明るい林床に生える常緑の低木。耐寒性、耐暑性に優れ都市内の日陰地にも向く。建物の北側や木陰のグランドカバーとして植栽される。
■アジュガ (科名:シソ科、形質分類:常緑性)
地表をおおっていた株が春から初夏にかけて、青紫、ピンク、白等の小さな花穂を地毛ます。、花が終わると、各株から放射状に葡萄茎を伸ばして地表を密におおう。半陽地のグラウンドカバーとしての利用も多い。寒冷地では霜に当ると葉が枯れるので、簡単な霜よけが必要です。
■ギボウシ (科名:ユリ科)
日本や中国が原産の植物。葉は地際から伸びて広がり、平べったい印象を受けます。花は夏に白やピンクを花茎を伸ばして咲かせます。葉には黄色や白の斑が入り葉の鑑賞価値も高い。特に大葉系のものは雑草の侵入をも許さない程に密生する。園芸品種が多く作出され花と葉の双方を楽しめる。丈夫な植物で手間えおかける必要がない。
■リシマキア (科名:サクラソウ科、形質分類:常緑性)
横にはって育ち小さな黄色い花が咲く。黄緑色の葉を持つが半日陰くらいの方が葉色がきれいです。耐寒性は強いが冬に地上部は傷む。草本性のグラウンドカバーとして多いに活用したいものの一つである。
■シバザクラ (科名:ハナシノブ科、形質分類:常緑性)
広い面積から小面積までの平面や法面のカバーに広く利用される。芝のように地をはい、春にはピンクの花が地面を覆うように咲きます。花色は淡いピンクが基本で、白や濃いピンクなど色変りの品種も多く作り出されている。耐寒性にも優れ、積雪をみる北国での利用も多い。乾燥にも強い丈夫な植物です。
■ビンカ・ミノール (科名:キョウチクトウ科、形質分類:常緑性)
ビンカマジョールの小型。葉の緑は濃い。耐寒性が強いツル性植物で花壇の縁取りなどの他、グランドカバーとして用いられる。春から初夏にかけて青紫色の小さな花を咲かせる
■エリカ・カルーナ類 (科名:ツツジ科、形質分類:常緑)
ツツジ科の常緑低木。秋から冬にかけて枝葉が赤色に変色し美しくなります。耐寒、耐暑性に強く、酸性土を好み、水はけの良い所を好みます。いろいろな花色が楽しめる。