■シラカンバ (科名:カバノキ科、形質分類:落葉広葉樹)
落葉の高木で幹は白色、紙状に剥がれる。成長速度は速く寿命は20年程度である。葉は明るい緑色で黄葉する。
■ヤマボウシ (科名:ミズキ科、形質分類:落葉広葉樹)
落葉の高木。乾燥する場所では生育が良くない。初夏には十字形の白い花(総苞)が咲く。秋に赤い実が熟し食べられる。
■ヤチダモ (科名:モクセイ科、形質分類:落葉広葉樹)
平地や山間の湿った土地に多い。大木(高さ30m、太さ80〜100cm)になると野趣のあるどっしりとした印象が強い。雌花淡緑黄色、雄花は暗赤色。
■エゾヤマザクラ (科名:バラ科、形質分類:落葉広葉樹)
ヤマザクラに似て樹皮は濃紫褐色で光沢があり、花は紅色で葉は赤みをおびる。サクラ類の中では生長が遅い。寒冷地に適している。秋に紅葉。
■ミズナラ (科名:ブナ科、形質分類:落葉広葉樹)
日当りが良く、養分の多そうな土地に散在している。老樹は大木になり、雄大な樹形となる。葉先は、鈍いものからやや尖ったものもある。秋にはドングリという実をつける。コナラは細長いが、ミズナラは大きくコロコロしている。秋に紅葉する。
■ナナカマド (科名:バラ科、形質分類:落葉広葉樹)
樹皮は灰暗褐色で葉は卵状楕円形で秋に紅葉する。花は白色の小花が6月頃集まって付き、秋に赤い実が房状に付き目立つ。寒冷地向きで紅葉と実が楽しめる。
■ナツツバキ (科名:ツバキ科、形質分類:落葉広葉樹)
ツバキ科の中でも数少ない落葉樹で、白い花を付ける(花には特徴として繊細なシワがある)。葉は明るい緑、秋に紅葉。樹皮も美しい。
■ライラック類 (科名:モクセイ科、形質分類:落葉広葉樹)
寒冷地ではポピュラーな花です。花は5月頃に咲き、花色は淡紫、紅紫、白等また、八重咲きもある。花には芳香がある。フランスではリラと呼ばれています。